株式会社開発計画研究所は、1985年3月の創業以来、企業理念のもと地域開発を支援するコンサルティング集団として様々に変化する社会や地域のニーズに応えながら、安心・安全、環境・景観に配慮した街づくり空間の提供を行って来ました。創業当初から、大規模開発事業を中心とした開発行為の設計及び許認可のコンサルタントを展開し、数多くの開発事業に関わることが出来ました。現在では、都市計画部門を中心とした社会資本整備に取り組み、土木設計・環境アセスメント・補償コンサルタントまでの幅広いコンサルタント業務を担える会社に成ることが出来ました。これもひとえに官公庁をはじめ、多くの事業者様のご支援とご協力の賜ものと深く感謝致しております。

　我が国の社会資本は経済成長とともに整備されましたが、少子・高齢化時代の今日この社会資本にも「老朽化」が始まり、また、切迫する首都直下地震や激甚化する風雨、水害、土砂災害が多発する傾向となり、社会資本ストックマネージメント及び防災・減災対策とともに私たちにとって大きな課題となってきました。一方、情報化技術の発達が世界を狭め、グローバル化が一層進展し、さらには、ICT・IoTやAIによって人々の生活、仕事の仕方が大きく変わりつつあります。

　世の中の変化はスピードを増し、その変化を見極め、令和時代の生き方や生活を先取りし、街づくりや地域振興のグランドデザインを考えながら、さまざまな変化に対応し問題や課題の解消・解決に努め、社会資本整備をとおして「持続可能な地域社会」の実現に向け、社員一人一人が当社の企業理念である「建設に係る技術力をもって社会に貢献する」を旨に弛まない努力をもって進んでいくことが大きな役割・使命であると考えています。
　今後とも地域に根ざした建設コンサルタントを目指し弛まない努力を続けてまいりますので、より一層ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役　武藤秀樹